ドイツに来て半年になる。・・・がドイツ語はいっさい上達していない。
それもそのはず、私の研究室は15カ国もの多国籍集団。ドイツ語をわざわざ使わなくても英語で十分なのだ。
滞在許可申請の際に、ドイツ語の向上についてどんな努力をするのかも書かれているが、「研究所の同僚ドイツ人とドイツ語でコミュニケーションをとるよう努力する」程度のことを伝えるだけで問題なかった。
実際、研究所では、ドイツ人の学生・ポスドク共に、英語でコミュニケーションがとれなければ、という意志が強いため、彼らも積極的に英語を使ってくる。ドイツ語を訓練する場はまったくない、といっても良い。
ドイツに来ている研究員もたくさんいて、ドイツ語を話せるようになる人も、全く分からないまま帰国する人もいる。
一度はチャレンジするものの、挫折する人が多い。私の場合もそうで、「ドイツ語やらなきゃ」と思ったかと思えば「もう、英語で十分か」となってしまうときもある。
いまはどちらかと言えば後者だったのだが、たまたまドイツ語の個人レッスンを受けられる機会を得たので、はじめることにした。
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さて、昨日は初日。
先生との間に決めたルールは、「英語で話して欲しい」と私が言い出すまでは、先生はずっとドイツ語を使い続けると言うもの。
初日ということで、購入を勧められたテキストを最初からやっていくのかなぁと思いきや、いきなり日常会話に突入した。さらに、ドイツ語の能力を確かめるために簡単な確認があって、出した結論は・・・
テキストの簡単なことは飛ばしてやりながら、日常的な語彙力を高めることとドイツ語会話で重要な現在完了形を中心にやっていくというものだった。
というわけで、昨日は繰り返し繰り返し現在完了を使った言い回しを訓練した。
Ich bin bis 6 Uhr in buero gewesen.
Ich bin mit der strassenbahn gefahren.
Sie ist nach Franckfurt geflogen.
Ich bin nach Franckfurt mit dem Zug gfahren.
という具合・・・。
先生によれば、ドイツ語で過去形を使うことはほとんどないらしい。英語でも、現在完了形で言うべきか過去形で言うべきか迷うことがたまにある。ドイツ語ではこの悩みは解消される。
しかし、肝心の行動を示す動詞が文末に来るなんて、日本語と同じじゃないですか・・・。これは英語と違って、会話の最後まで気を抜けないわけだ。
上の文にはたまたまsein動詞+過去分詞の形しかでてこなかったが、ドイツ語では英語と同様にhaben(= have)+過去分詞も使われる。
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少し文法を『新 英語から入るドイツ語』 佐々木庸一著で確認してみた。
・英語でも昔は現在完了にbe動詞を用いるのが好まれることもあった。
・現在の英語でも、動作よりもその結果としての状態に重きを置く場合、be動詞を用いる
・seinをとる自動詞は以下にまとめられる
①場所の移動を表わすもの
②状態の変化を表わすもの
③例外のsein、bleiben
・habenをとる同士は以下にまとめられる
①すべての他動詞
②再帰動詞
③非人称動詞
・現在完了形は、現在の動作の完了、その結果として現在どうかを伝えるときに用いる
・過去のある出来事、事実を強調的に述べるとき現在完了形が好んで使われる
・現在完了形と過去形が同じ文中に存在することも稀ではない。
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いずれにせよ、語彙力の向上と「ドイツ語→英語→日本語→英語→ドイツ語」の思考経路をなんとかせねばならない。
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